株式会社新興クリエイト様

自社の図面・仕様書で体験する、測量・設計業務の生成AI活用研修

建設

対面

研修実績

group

24名

access_time

2時間

熊本市の株式会社新興クリエイト様は、公共測量と建設コンサルタントを手がける会社です。1976年の創業以来、公共土木・農業土木・森林土木・上下水道の業務で熊本のインフラを支えてきました。2026年9月17日、本社の会議室で2時間の生成AI体験会を実施しました。

題材は、同社の特記仕様書・図面・観測手簿・数量計算書です。汎用の例題ではなく、普段の業務でそのまま使っている書類を渡してワークを組みました。業務計画書の叩き台づくり、数量計算書の検算、観測手簿のレ点チェックまで、7本のワークで手を動かしながら研修を進めました。

体験会の背景と当日の中身、そして社員のみなさまから出たAI活用のアイデアをお伝えします。

■担当講師:株式会社WEAVE 代表取締役CEO 久保直樹
■実施日:2026年9月17日(対面 / 2時間 / 1回完結の体験会)

この事例のポイント

課題

  • 業務計画書、工程表、報告書の作成に時間が取られていた

  • 数量計算書の検算や測量成果のレ点チェックは、人が目で追うしかなかった

  • 生成AIを測量・建設コンサルタントの実務のどこで使うかが見えていなかった

導入の決め手

  • 協会会員71社へのセミナーの前に、自社で内容を確かめられる

  • 特記仕様書・図面・観測手簿・数量計算書を、そのまま教材にできる

  • 2時間で参加者全員が手を動かす対面形式

研修の進め方

  • 前半30分で生成AIの基本と業務で使う際の注意点、後半90分でワーク7本

  • ChatGPTの無料プランを使用。特記仕様書はGemini Notebookでも読み取り、違いを見る

  • 叩き台はAIに出させ、最後の確定は人がやる。この線引きを毎回確認

研修の効果・成果

  • 特記仕様書から業務計画書の叩き台まで作成

  • 数量計算書の検算と観測手簿のレ点チェックを、AIに一次確認させる型を共有

  • 業務計画書・工程表・報告書の作成などAI活用のアイデアが集まった

01|協会71社へのセミナーに先立ち、自社で生成AIを体験

9月25日に予定されている、熊本県測量設計コンサルタンツ協会の会員71社に向けた生成AIセミナー。その開催に先立ち、新興クリエイト様からWEAVEに、自社での体験会をご依頼いただきました。
石原代表からのご要望は、まず自社の技術スタッフに生成AIを体験してもらい、そこで出た質問や意見を協会のセミナーにも活かしたいというものでした。こうした背景から、同社が実際の業務で使っている資料を題材に、測量・設計の現場での活用を試す2時間の体験会を実施しました。

02|自社の特記仕様書・図面・観測手簿をそのまま題材に

今回の体験会では、事前にお預かりした同社の特記仕様書・図面・観測手簿・数量計算書・工程データのExcelを教材にしました。普段の業務で使っている資料を題材にすることで、自分の仕事にAIをどう活用できるかを、実際に試しながら考えていただきました。

使用したツールは、ChatGPTとGemini Notebookの2つです。どちらも無料プランの範囲で進め、前半30分では生成AIの基本と、セキュリティ設定など業務で使う際の注意点を説明しました。後半90分は、それぞれのパソコンやスマートフォンでAIを操作しながら、ワークに取り組んでいただきました。

会場の準備は新興クリエイト様にご協力いただき、ノートパソコンや前方モニターを用意。座席は4人1組とし、隣同士で操作を確認したり、AIの回答を見せ合ったりしながら進められるようにしました。

03|メール作成から測量成果のチェックまで、7つのワークを体験

ワークでは、日程調整メールの作成から、図面や数量計算書のチェック、業務計画書の叩き台づくりまで、7つのテーマに取り組みました。AIへの指示や渡す情報によって回答がどう変わるかを、実際に操作しながら確かめていただきました。

  1. 発注者への日程調整メールの作成

  2. 手書きの現場メモの整理

  3. 図面からの数量表作成と計算チェック

  4. レ点が付いた観測手簿のチェック

  5. 数量計算書の検算(計算結果・合計値・単位の整合性の確認)

  6. 特記仕様書から業務計画書の叩き台を作成

  7. 同じ特記仕様書を使ったChatGPTとGemini Notebookの比較

また、WEAVEの講師による工程表作成の実演も行いました。工程データのExcelをもとに、同社の様式に合わせた旬区切りのガントチャートを、2回のやりとりでExcelファイルとして出力しました。
ワークと実演を通じてお伝えしたのは、AIで叩き台の作成や一次確認を進め、最終的な確認・判断は人が行うという使い方です。

04|当日の声と、書類作成・チェックから採用・新人教育まで広がった活用アイデア

今回の体験会には24名が参加しました。当日は、実際に手を動かしながら進めるなかで、「2時間があっという間だった」という声に加え、AIが対応できる業務の幅広さに驚く声や、資料の整理・分析の進め方が参考になったという感想が聞かれました。

また、セキュリティ設定を知ることができてよかったという声や、自分たちの業務にもAIを活用できると実感したという声もありました。同じ資料でもツールによって回答が異なることから、目的に応じて使い分ける面白さを感じた方もいらっしゃいました。

体験会の最後には、社員のみなさまに「AIで使ってみたいこと」を付箋に書き出していただきました。集まった27枚の付箋には、次のようなアイデアが挙がりました。

  • 特記仕様書をもとにした業務計画書の作成

  • 過去の業務計画書や報告書を活用した、新規業務向けのひな形づくり

  • 図面と数量計算書の相違や、測量成果のチェック

  • 工法・工種や補修方法の仕組みの調査

  • 基準書の検索や、RCCM論文の作成への活用

さらに、3Dモデリングや立木調査、写真を使った診断といった技術業務から、採用向けの会社案内づくり、組織図の作成、新人教育まで、ワークで扱った内容以外にも活用のアイデアが広がりました。

付箋には、「判断の目安やルールを伝える」「必要なデータを渡す」「回答をチェックして、修正を指示する」といった、AIへの指示の出し方に関する記述も見られました。活用したい業務だけでなく、必要な回答を得るためにどう情報を伝えるかについても、気づきが共有されました。

企業情報

クライアント

株式会社新興クリエイト

業種

測量・建設コンサルタント(公共土木・農業土木・森林土木・上下水道)

所在地

熊本県熊本市東区上南部3丁目32-8

社員数

28名

研修内容

生成AI体験会(対面2時間・1回 / ワーク7本+実演1本)

自社の業務で、生成AIを体験してみませんか?

WEAVEの生成AI体験会では、実際の業務で使用している資料を題材に、書類作成や情報整理、チェック業務などへの活用を体験していただけます。「自社の仕事でどう使えるのか知りたい」という企業様は、ぜひ詳細をご覧ください。

▼生成AI体験会詳細はこちら
https://weav-e.jp/service/generative-ai-basic